第3回全日本実業団サイクルロードレースin加東 BR-1 : レースレポート

7.8km×12周

リザルト : 69位(146名出走)


↓ リザルト

http://www.jbcf-net.org/2008result/2008katoh_all.htm


このコースは平地がほとんどなく、さらにテクニカルなコースで、群馬に似ている。だけど、前日入りして試走を20kmしたのでバッチシ。1周目に逃げを打とうとアタックが続くため、速い。そして、落車がそこら中で発生。落車のせいもあり、2周目に大集団が2つに割れた。自分は後方集団になってしまった。後方集団には、見えたのはシマノ・野寺選手、阿部選手 アンカー・大量 マトリックス・大量(エントリーしてる選手が大量のため) 取り残されてるのが見える。後方集団は、コムレイドとマトリックスラバネロが引いてる。

50m先にはメイン集団が見えるが中々縮まらない。こんな感じでメイン集団と差が開いたり、縮まったりしながら4周回終了。そして、5周目にメイン集団がすぐそこになった時、ペースが上がり一気に追いついた。最初の2周は速かったが、それ以降は一定のペースで進み(5周目は除く。) そして、7周目から、徐々にペースが上がり始めた。

ここでハプニング。前から落ちてきたラバネロの外人選手を交わそうとしたが、ラインを戻す際にハンドルを早くきり過ぎて、自分の後輪とはすってラバネロ選手が悲鳴。それに気を取られて、自分も前輪を「スっスっ」と2回はすってしまい傾き掛けて終わったと思ったが、何とか態勢を立て直せた。ラバネロに謝罪しました。集団からは、かなり怒られました。

BR-1は密着度がBR-2、3とレベルが違う。BR-2、3は1mくらい空いてても普通だけど、BR-1だと絶対に入られる。50cmしか空けずに下りとか本当に怖い。本当に技量がいる。無酸素だと絶対に落車するくらい意識が必要。

ここで嫌な感じがした。ハンガーノックが近い。群馬の時みたいな過ちはしたくない。即座に、パワーバーを一気に2本飲んで、ボトルを飲み干し、沖縄ボトルを捨てた。残りボトル1本。

8周目になると、どんどん速くなる。スタミナ戦となってきた。補給失敗したら、「さようなら」という感じ。9周目になると、さらにペースが上がり始めた。そして、さすがに乳酸がきはじめた。10周目になると、自分の集団が先頭集団ということもあり、アタックが本格的にかかり始め、シマノ勢・アンカー勢が戦い始めた。完璧な棒状一列となり、上りで自分の前のマルコポーロの外人選手が完璧な中切れ。単独で前方の集団を追うが追いつけなかった。

そして、前を見ても、後ろを見ても1人になってしまった。11周目に入る時、たった半周で、タイムギャップ2分・・・。ヤバイ。もう全力で踏むしかない。後悔するくらいならと全力で踏みました。(中切れで相当イライラしながら) 12周目タイムギャップ4分30秒。ダメだ・・・。終わったと思いながらも全力で踏んでたら、審判の方が応援してくれる。もしやと思ったが、やはり最後まで走らせてくれた。結局タイム差 7分22秒でゴール。

今回は最終周を5分差以内で通過すれば、完走になるとのこと。タナボタでした。

10周目(中切れされる前)までは、Av41km/h前後だったのに、単独で2周半走っただけで、Av39.8km/hまで落ちてしまった。Av40km/hを越えたかっただけにショック。

でも、やっとBR-1のリザルトに名前を残すことが出来た!


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7周目の写真(まだ、この集団に生存中)