龍勢ヒルクライム 男子Aクラス : レースレポート

16.4km

リザルト : 1位


今日はホビーレースとしては初めて参加するヒルクライムレース。(実業団では経験済) 試走なしでのヒルクライムレースは危険なので、早めに到着して車で試走。頭にコースを焼き付ける。このコースは序盤3km辺りまでは平坦基調。そして、右折した後に現れる鳥居を超えると激坂が始まる。ここからの5kmくらいが勝負どこだ!そして、500m下り、再び4kmほど上って、ゴール。

アップは大雨なので、皆さんローラー台。自分はローラー台が嫌いなので、実走。誰もいない・・・。時間が経つにつれて、選手達がちらほら走りに来た。自分は入念に1時間もアップした。クソ寒いが、自分はウォーマーを付けて走ると激弱になるので、ウォーマーを取り、ウォームアップジェルを大量に塗り、皮膚の感覚を麻痺させた。スタート10分前にスタート地点に到着すると、最後尾付近。ヤバイ・・・。

そんな感じでスタートが切られた。最初の3kmは平坦基調なので、その間にスルスルと前方に上がり一安心。しかし、ヒルクライムレースで、こんだけの人数がいて、いきなり上り始めるコースだったら、この時点で負けです。で、先頭から3番手で鳥居を通過。鳥居の直後に現れる急勾配で乗鞍年代別優勝のファンライドヒルクライム班のハシケンさんがアタック。すかさずチェック。しかし、明らかにペースを上げてる。捨て身か? なんと、このアタックで4人に絞られた。すると、この後続く急勾配区間で、背の高い選手が1本引きし始めた。これはいい展開だ! そして、この引きにより、自分と背の高い選手2人に絞られた。この展開をカメラバイクがずっと撮影していて、興奮。下りは背の高い選手に、話しかけ協調態勢をとる。(リスク回避) これで、勝負はゴールまでの残り4km。勝負に拘った自分は相手に合わせて上る。すると、残り3km地点で、背の高い選手のチームメイトが追い付こうとしている。(自分達まで20mくらい) 瞬時の判断でアタック! 正直、ここまでは余裕ではないけど、辛くはなかった。しかし、アタックからゴールまでの3kmは、心拍域90%超の我慢区間となった。当たり前だけど、勝負どこで我慢出来ない限り勝ちはない。2位に34秒差を付けて、優勝! 初めての2連勝を経験。終盤でアタックして、独走してる時の写真。

ちなみに、2位・3位・5位の選手は同じチームで、早稲田大学人力飛行機パイロットとのこと。で、記録を持ってるとか何とか・・・聞きました。人力飛行機パイロットは、終始一定ペースで漕がなくてはならないから、このようなヒルクライムレースは得意なのだろう。何とかロード選手の面目を保てて、良かった!

優勝より、収穫だったのは新しいフォーム! 上半身の筋肉を使える、このフォームに感動を覚えている! 


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