モッチこと持留選手 レースレポート

2018ツールドおきなわ市民210km  8位

 

【ツールド沖縄までの練習】

特にこれといったメニューなどは持っておらず、とにかく距離を乗ろうと思い、走り込んだ。今年の走行距離はツールド沖縄までに約26,000km。6月には3,000km乗り込んだ。気持ちが落ち込んで休みたくなる時には友達を誘って走らざるを得ない環境を作って走った。

自分は埼玉県住みだが、走る時にはよく、片道45kmある稲城市の矢野口ローソン集合にして東京の人と一緒に練習。それもあって8月にはGolden cheetahでCTLが180にいった時もあった。ちなみにFTP設定は5倍の270。

 

【ツールド沖縄に対する気持ち】

自分の母方の叔父、叔母は沖縄に住んでおり度々、里帰りをしていたものの自転車競技を初めて3年、その3年間は毎年10月頃に入って練習をする生活をしていた。

初めてのツールド沖縄は140km。結果はDNF。2回目の与那の登り手前でリアディレーラーのワイヤーが切れて回収車へ。とても悔しかった。

リベンジとなる2回目のツールド沖縄。これも140kmにエントリーし、今回は11位でフィニッシュ。11位という結果自体には不満があったが、不思議と悔しいという気持ちはなかった。多分、自分のレースの経験値や地足を考慮したら上出来だと思ったのかもしれない。

そして今回のツールド沖縄は意を決して210kmにエントリー。このツールド沖縄までに今年は3回レースにエントリーした。

6月の川崎マリンエンデューロ。このレースでは3時間のカテゴリーで優勝できた。

だが、後の2回が残念だった。

7月末にある東京ヒルクライム OKUTAMAステージは台風で中止。

そして9月にある富士チャレンジ200。これはレースはしたものの、開始からずっと降っていた豪雨により走行距離70km地点で中止。

この富士チャレンジ200で自分が今、どの位の強さなのか、またレースの経験値を積もうと考えていたので、すごくモヤモヤしたし、この出来事がツールド沖縄210kmに対する不安感にも繋がった。

 

そして来年でアンダー23の終わりというのもあり、焦る気持ちと相まって不安感も強くなり、ますますツールド沖縄のシングルが欲しくなっていった。

 

【当日】

今まで目立った結果がないのもあり、特別な気持ちで挑む今回で3回目のビッグレース、ツールド沖縄。

でも前回、2回出場したツールド沖縄よりも遥かに緊張したし怖いレースだった。

何故なら、市民210kmというレースがどれだけハイレベルなものなのか、初出場である上に、レース経験の浅い自分には想像することしかできなかった。

10月に沖縄入りしてから、多くの練習を一緒にして頂いた中尾さんから210kmはどういうレースなのかをよく聞いた。さすがツールド沖縄を今回で10回目、更に落車無しで走っているとあり、とてもこのレースに関してよく知っている。

神々の戦いだということ。本当の勝負は2回目の与那が終わってからだということ。他にも落車ポイント、アタックのかかりやすい場所、色々な事を聞いたが、この中尾さんとの練習、または話し合いが自分のレースに対しての経験値の浅さをカバーしてくれたと改めて思う。

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レース本番は、前年のツールド沖縄で140km、11位ということもあってゼッケンナンバー「435」を獲得し、前に並ばせて頂く。スタート地点から最初の与那までは落車が多く、気を張るところだと聞いていたのであまり後ろに行き過ぎないように注意しながらこなして行った。

でも落車は目の前で2回起きて、なんとかかわせたが、心が折れそうになった。

だが本部を過ぎてからは落車がなく、折れそうな心も復活していた。

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1回目の与那はペースが上がらないと分かっていたので頑張って前に上がろうとはせず、千切れる人、千切れない人を見極めて足を使わないように心がけた。タイムはSTRAVAで18分22秒。

その後も2回目の与那入り口10km手前までは踏まず、ケイデンスを上げてこなす。

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2回目の与那入り口が近づいてくるにつれて自分の心も落ち着いて、あまりその場から動きたくなくなるが、そこはその後の展開を気にして、足を使い、前の方に移動する。

与那の入り口では自分の前は20名くらいにして与那に入った。

だが、みんな勝負は学校坂からだと知っているので与那に入ってからの位置どり合戦が激しく密度も上がっていき落車が起きても不思議じゃない状況が長く続き、自分もそれにつれじわじわ後ろに下がって行く。

半分を過ぎた頃にはKOMを取りに行く人達に便乗してペースが上がり、集団が小さくなっていく。タイムは18分6秒。小さく縦に伸びた集団はそのまま一つ目の勝負所である学校坂に突入。

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やはり学校坂ではペースが上がり、パワーメーターは見てはいないが6倍は出てた気がする。

STRAVAでは4分57秒だったので、かなり良いペースだった。神である森本さんや高岡さんが引いているのを見てテンションが上がったのを覚えている。

学校坂が終わる頃には30人位に絞られて、その中に残った自分を心の中で褒める。先頭松木さんの後ろが自分

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その後は細かなアップダウンを利用したアタックが少しの間、続いた。

ローテーションの都合で高岡さんの真横で走ることがあり「これが高岡さん!やっぱかっこいい!」と1人で興奮し、高岡さんの足の筋肉をジロジロと見た記憶がある。

何個かアップダウンをこなし集団が落ち着いた時に、自分から見て右前で急に落車が起こる。本当にみんなが落ち着いたと思った時の出来事で詳しく覚えていないが、井上亮さんが両手を前に出して地面に落ちていくのを見た。

その落車の音を聞いた集団前方ではアタックがかかる。それに乗るか乗らないか迷ったが、その時にも多くの人がそれについて行ったので自分も下ハンを持ちついて行く。

そこからは今回の優勝者である紺野さんが見事なまでにレースを作っていく。言動でも、行動でも。

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小さな登りでは毎回アタックがかかり集団のペースが落ちることはなかった。

ローテせずに後ろに着きっぱなしの人に苛立った紺野さんが集団のペースを上げる為に少しだけ逃げてみたりが2回あった。

ちなみに自分は今回のレースでは地足では勝てないと分かっていたのでアタックをかける事はなく守りの展開で行くと決めていた。

その後の大きな登り3本でアタックがかかる事はないものの20〜30名くらいの集団を7名くらいに絞ることの出来るパワーでみんなこなしていった。

そして追いついた人も合わせて11名でラストの登り、羽地を迎える。

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最初の500mくらいはついて行ったが紺野さん、白石さんを筆頭にペースが上がり先頭6名と第2グループ5名に分かれ、自分はついて行くと絶対持たないと分かっていたので見送る。それでも羽地の登りは自分で280wは出ていたのでそれでも追いつかない先頭グループの早さに今でも驚かされる。

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そのうち荒瀧さんが遅れ頂上は4人で迎える。そしてそこからは下りで追いついた荒瀧さんを含めた5人でゴールまでローテーション。

この5人でローテーションしてる間、「この中の誰か1人はTOP10入りできない」という事実がぐるぐると頭の中を回っていた。ましてや周りはVC Fukuoka、innocent、Roppongi Express。強豪ばかり。不安は更に強くなっていった。

だが、自分の前が銀山さんで、みんなより長く引いて頂いたり、背が大きかったりですごく助かる状況下で出来るだけ足を回復させて確実にくるスプリントにそなえる。

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この辺りの記憶は曖昧だが、ラストのコーナーを出るまで自分が順番で先頭を走り交代を促す前に、松田さんが道路の右端に寄りスパートをかけ、それに佐藤さん、荒滝さんがついていきその後に自分がつき佐藤さんが飛び出たタイミングで自分も飛び出てワンツーフィニッシュ。

何とかシングルを達成できた。

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【レースを終えて】

当初の目標だったシングルリザルトを獲得出来て嬉しいし、安心した。また、神と崇めていた方々についていけたのは大きな自信に繋がった。


今年のツールド沖縄は強豪が落車で遅れるという不思議なレース展開だった。来年の展開は確実にそうならないので、どんな状況に置かれてもまたシングルを、あわよくば表彰台に乗れるように今以上に力をつけたい。

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18歳から自転車競技を始めて今年で3年。行けるところまで行きたいという気持ちがあり、それを実現すべく、競技スキルだけでなく、語学を始めコミュニケーション能力も向上したい。

 

一緒に戦った憧れの選手たちと同じように、魅力のある人間になって、再びこのアマチュアロードレーサーの甲子園に出たいと思う。

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©Makoto.AYANO/cyclowired.jp

 

【機材】

DE ROZA  SK Pininfarina

Ultegra 8070

SACRA wheel 50mm クリンチャー


元々このフレームにはUltegra 6700がついていたのだが自分が入っているチーム、THCrewの大きな力があって8070でレースを走れる事に。だが色々あり自分で取り付け工事をしたのがレース3日前。慣れるか不安だったがあまりの使い易さに感動し、1回のライドで慣れることができた。

あと今回、シングルという結果が取れたのはこのSACRAの力が大きいと思う。今まで別のホイールを使っていたが何となくしっくりこなくて嫌だった。だが中尾さんに会ってSACRA wheelを貸して頂いて、乗った瞬間に自分の自転車が全く別の乗り物になった。ハイトが50mmあるのに横風で怖い思いをする事がなくなり、直進もコーナーもしっかりと安定して、正直ホイールでここまで変わるのに驚いた。

最後の最後に広告みたいになってしまいましたが広告です!

皆さん是非買ってください!!

めっちゃいいですよ!!

ツール・ド・おきなわ 市民210km

37位

https://www.cyclowired.jp/news/node/282384

 

いつも思いますが、このレースにはシードが用意されてますが、自然とゼッケン若い順になってるような。。

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今年も500名のアマチュア頂上決戦が開幕!

相変わらずの規模でワクワクが止まらない。

序盤にも激しい落車がいくつもあり、神経を使う。幸いにも、10年連続落車なし、ノートラブル

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早々に逃げ集団成立な模様

安全な位置、最後の上がり方のタイミングも分かってるので、いつものように落車を避けて、最後に右ラインから一気に上がる。

今回はバンと一緒に30番手くらいから登坂開始

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1回目の与那は、18分18秒と去年同様にスロー

ほぼ脚にダメージはないように感じる。

人数は100人はいるかなぁ。くらいに絞り込まれ安全になるので、精神的には大分楽になる。

次のステップは、この後の北部周回をどれだけ脚を使わないか!

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一昨年&昨年の全くダメージを感じなかった感覚と違い少し踏んでる感はあり、若干の不安を感じる。

2回目の与那は、先頭3番手で突入

前で展開を見れる位置、高岡さんが中腹で先頭に出てペースが若干上がり、そこから更に森本さんがあげて、イエロー信号。この時にキツくなる時点でレース終了を悟る。

でも全力を尽くす。番手を下げながら、なんとか40人くらいな先頭集団でクリア。

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そのまま、最初の勝負な高江坂に突入。補給取らずに10番手くらいまで上げて登坂開始

330Wくらいな入りで余裕あったように感じたけど、中腹で乳酸が…

そこからは300W切る。練習で何度も確認して、こんな出力になる悲しさに泣けてくる。

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そこには、絶対負けてはならないバンやザーワの姿が…

言葉汚いですが、自分がゴミで恥にしか感じない。。それくらいショック

前は30人ちょい、その後ろの10人くらいでクリア

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ざーわは、最終的に降ってきたけど、バンは16位。そして、なんと直前まで、うちで共同生活してたモッチこと持留叶汰郎(thcrew)が8位!!!

21歳でレース経験ほぼなし。ただ、知的肉体モンスターで、アドバイスを一瞬で吸収するわ、体のパフォーマンスが高い。練習では遜色なかったのに本番で結果残すのは素晴らしい、純粋に嬉しかった!!

しかも、今回は新型SACRAホイールをサポートしたんですよ、本人もこれは速い、使いたいって言うから笑

先頭集団で、唯一の無名選手じゃないかな笑

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自分は、後ろの大集団にも吸収され、前からは何人か落ちてきて、30人以上で羽地に突入

吐き気みたいな感じもありやめたかったんですが、沖縄応援団が羽地頂上に居てくれるのが分かってたので、なんとか気持ち繋いでクリア

15人と半分以下になった気がする。気持ち悪さだけがあり、辛いのか辛くないのかも分からない

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大集団スプリントの5番手くらいで、西谷さんと並んでゴール

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常に挑戦をし続ける師匠

昔から憧れであり尊敬する存在

勝負集団ではないけど、一緒に走れる時は幸せを感じる

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悲しい現実

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そんな自分でも役に立ててる時があるなら幸せで、また頑張ろうって思える。人間一人じゃ生きられない。

レース中も後も、3位の白石さんと長く話したんですが、天才は天才。勿論、努力がありまくるのは十分理解してて、遥かに自分より努力してるから表彰台な訳ですが。でも、自分は凡人だなとも感じます。。

でも、また勝負集団で走れるように0から努力しよう!

しばらく、沖縄を離れて仕事に集中します。

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photo:Makoto.AYANO

色々忙しくなる金曜日

今井君も含めて、脚確認ライド!

普久川ダムを250W90rpmで登坂、徐々に疲れが抜け始めてる!

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午後から、SACRA試乗会

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事務所で、レンタサイクルの受け渡しと粗品プレゼント!

Blog読んでくれてる方からも問い合わせがあったり感謝

もし、この記事読んでくれてましたら、テラスのテーブルに非売品ミニハンカチ置いてますので記念に貰ってください。

明日は受付とかと、不在の時が多いと思います。

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ここにあります。

今日は、デロンギのマシーンもフル活用!

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辻善光さん御一行!!

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レンタサイクル!

シクロも一流選手でっせ

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あっ、ドローンで遊んでる。。

後で動画もらった^ ^

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カスタム、イイねー

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転職決まった、スッキリなケンタさん

名護を盛り上げましょう!

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夜にも佐藤さんや比嘉さんも御来店

佐藤さんとは台風を耐えた仲

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しかも、凄いお土産

本番で使おう!

性能より気持ちですよ!モノはね

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回復走がツライ

東洋大学卒業旅行、最終日!

車班と自転車班に分かれて

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真栄田岬で合流

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穴場スポット

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あー、青い。。

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ドイツパンを作る沖縄唯一のパン屋

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オランダ人な主に教わる。

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最後まで貫く

あのレースに関しては、自信は湧かないので、ただ貫くのみ。

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うん、うん。

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