オーベスト合宿・1日目

180.9km

標高獲得 : 4317m

コース   宿ー馬籠峠ー麦草峠ー馬籠峠ー信州峠ーみずがき山荘ー塩川ダムークリスタルラインー宿


西谷さん、中野さん、安藤星人、鈴木さん、松原君。(TR&BR in 合宿メンバー)

1日目、2日目ともに、上記の素晴らしいメンバー(レーサー班)で終始楽しめました! 非常に濃いメンバーなので、どの峠もほとんど待ちなく、快適でした。ある意味、きつかったということです。

集合場所につくと、雨なうえに寒い。テンションが少し下がったが、このために仕事を頑張ってきたので何のこれしきという心境。30人くらいで出発。下界につくと、晴れてる! テンション上げ上げな感じです。どうやら、標高が高いと天気が悪いようですね。宿は標高1500mくらいの変態的な場所にあります。

1つ目の馬籠峠は、序盤で安藤星人が自然なペースアップ。そんなに速くはないと思ったが、誰も追わない。この後のことを考えてるのかな? 追いついた時には、TR&BR(6名)になっていた。まだ麓のはずなのだが、固定メンツ。ペース走で、最後までほとんどばらけず。頂上が分からないので、ペースアップポイントが分からないのが、難点。

2つ目の麦草峠は、超級山岳。25km近く上り続ける。麦草峠まで24kmという標識は萎える。この標識と同時に安藤星人がアタック。しかも、これはいいペース。皆、マジかよ! という感じ。ヤツのことだから、データのために序盤から高い出力で踏む気なのだろう。TR&BRが反応。峠に入って、3kmもしないうちに固定メンツに絞られた。安藤星人と鈴木さんが、30m前くらいに見える。中野さん、松原君と追う。5km地点くらいか、かなり序盤で松原君が切れた。意外な感じ。ここから、15km地点くらいまで、中野さんと並走状態で前を追う。一時は前2人が見えなくなったが、残り10km地点くらいで50m差くらいまで縮まった。踏めば追いつける距離だが、まだまだ長いし、きつくなってきた。ここで、中野さんが前を追いにペースアップ。長い上りの続く橋で、中野さんが鈴木さんを追い越したのが、見えた。安藤星人が独走状態な模様。この峠は、上ったことがあるので計算しながら上れる。最後まで垂れることなく、上れた。山頂4番手通過。中野さんが安藤星人に追いついて、山頂TOP通過。安藤星人のデータより、平均出力・約270W(約1時間)。

3つ目の馬籠峠は、行きの折り返し。こちら側の方が、遥かに厳しい。アプローチで、固定メンツになる。ここは、アプローチで、峠だと勘違いして、ペースアップ。本当の峠に入ったときに、勘違いに気付いた。合宿で唯一、大垂れした峠。固定メンツ以外では、マツザキさんに差されてしまった。ここで、アプローチで粉砕していた後続は相当遅れている模様で、10分近く待ってもやってこないので、さようなら。後続は、夕食に間に合わないので、コースを切り替えた模様。

4つ目の信州峠は、直線状の峠との情報だけは得ていた。安藤星人とマツザキさんと自分が、先頭から離される。垂れてはいないので、最後まで視界には入った。意外に短かった。少し後悔。しかし、帰れなくなるのは困るので、無難な選択肢。条件は皆同じ。安藤星人とマツザキさんが、体力を使い切った模様で、このあとから、厳しそう。こうなるのが怖いので、一定走。

5つ目の峠は、クリスタルライン。掛け合いもなく一定走。皆、それなりに疲れている模様。勿論、自分もね。一定走といっても、このメンバーでの一定走。マツザキさんが遅れてしまう。この峠でお別れ。マツザキさんは、1人遅れて帰ってきて、風呂に入って夕食。2日目は撃沈してましたが、使い切る走りって、気持ちいい。

宿に帰るためのラストの上り道は、怪しい道な上に長い。西谷さん、中野さん、鈴木さん、松原君から離された。でも、明日も走れそうな疲労具合。昔みたいなガムシャラな走りはしなくなったようだ。ここから、宿までは峠ではないが、ガンガン上っている。最後は、西谷さん、松原君とスプリント。おいしいとこはいただいたが、想定外のスプリントだった。日が暮れる前に、宿に到着。宿に帰ってデータを見ると、標高獲得が4317m。満足! 確かに、合宿場所は山しかない。自分は、長い山が苦手ですが、体重が落ちてるせいか、それなりには上れた! 


幹事・企画していただいた方々、ありがとうございました。


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画像:笠井さん