ツール・ド・おきなわ 市民210km(沖縄2日目)
リザルト : 18位(Av36.6km/h)
レース前のこの空気感がいいです!!
前年の50位までがシード権を持ってますので、5分前くらいから強豪選手が続々登場
今年は400人以下の出走で、昨年より100人くらい少ないので走り易そう
今年は順位を狙いにいきたいので、逃げたい気持ちを抑えてアタック封印!
安藤メカは逃げたい気満々なようで、ローリングから先頭を陣取ってる。
いつもの自分の位置のような・・・
予想通りリアルスタート後にファーストアタックでいった!!
強い知り合いもたくさん乗ってて、面白うそうな逃げ!!
自分はメイン集団内で安全な位置をキープ
強豪チームが先頭でペースを支配してるので、その後ろあたりを位置取る(写真に顔が少し)
レースバイクによると、逃げ集団との最大タイムギャップは3分30秒
結構ひらいたなぁと思いながら、一回目の山岳へ向かっていく
途中、小泉・平田・中尾のSHIDOトレインで先頭を回したとき、感動するものがあった。
普久川ダム前のトンネルでは位置取りは決まってしまうので、それまでにいい位置を確保する。
トンネル2km前に集団右側を確保して、あとは距離を逆算して上がるラインに乗る。
予定通り20番手以内の位置でトンネルに突入!!
トンネル内では、アウタートップになるくらいスピードが上がりきってるので、もう上がることは出来ない。時速50km以上でトンネルに突っ込むというアドレナリンの塊のような集団・・・
登坂に入り序盤で10番手くらいまで上がる。ここから位置を下げない。
10位に入った奈良さんと!! キツイけど、楽しい!!
最初の山頂までは300Wペースで比較的余裕があり、集団も40名ほどに絞り込まれた。
一度、下ってからヒルトップまでの登りがキツイ・・・
なんとか食らいつき、集団は30名ほどにまで減った!
下りは誰も踏まない感じだったので、追いつかれないよう先頭で踏む。
が、放置・・・
優勝候補な方々がそういう意思ではないらしい。
なんで、ペースで下ってると、逃げてた安藤メカ含む3名を吸収
安藤メカが、KOMを取ったとのこと!!
※KOM=KING OF MOUNTAIN
もう仕事終わりと安藤メカが言ってるので、自分が結果を残さないと!!
下りで後続20名ほどに追いつかれ、結局50名ほどの集団で北部(奥)へ向かう。
集団に誰がいるか確認。安藤メカしかいない(>_<)
平田君と小泉君がいないので、心配になる。 頼む完走してくれよー
※小泉君は第二集団(写真1)、平田君は第三集団でクリア(写真2)
海岸線でナルシマ奈良さん含む逃げなどが出来るが脚を使いたくないので参加せず淡々と進む。
徐々に前に上がり、20番手くらいで2度目の普久川ダムに突入
麓からキツイ。乳酸だらけで悶絶・・・
皆キツイようで、どんどん切れていく。
前を走ってたバンやハッセーも減速。
前にいなかった自分がいけないんですが、若干中切れチックだったので、まだ脚は多少ある。終盤にペースを上げて、単独で前を追う。補給箇所をスルーしてモガキきって追いつけなかったら諦めよう。
頂上で応援の方々に30秒と言われるが、下りに入ってしまったのでジエンド。
下りは踏み切って、高江の登りを脚を回復させながら上る。
上り切っても追いつかれない。この宙ぶらりんな虚しさ・・・
しばらくして、まこっちさん含む集団がやってきた!!
いい感じなペースで回してくと、先頭から落ちてきた集団を吸収。
おそらく前は20名弱。一応上位ではある集団なので気持ちは切らさず!
登りの度に、MAXSPEED渡邊選手とちょっと飛び出す展開が続く
でも、一流ヒルクライマーな武田選手や片岡選手などがいるので簡単には決まらないだろうなぁ
慶佐次の補給箇所で、またも渡邊選手と抜け出す。今回は結構、後続とひらいた!!
とりあえず踏もうと話をして、ローテ開始。
長い下りで、GOKISOなマコっちさんが吹っ飛んできた!!
そのあとの上り返しで、雑賀さんとイナーメな方も合流して5人
脚のそろってるメンバーで、気持ちよく回る。
途中、脚が完全に攣ってしましローテを2回ほどパス(ご迷惑をお掛けしました。)
マコっちさんのペースメイクで、最後の山場・羽地ダムへ!
頂上では坂本さんの応援もあり、気合いが入る!
バラけずに、R58に突入!!
少人数スプリントには自信があるので、ちょっと楽しみ。
すると、ラスト10kmあたりで3年前の210km準優勝で大学の後輩・山本君が落ちてきた。
彼は、スプリント力抜群なんだよなー。
DVDで見たときは、右に振って集団を切りながらスプリントする癖があると思ったので、マーク。
山本君の番手になるように移動。
ラスト500mで、予想通り右に切った!!
抜群の切れ味で真後ろには付けないが、3m後ろくらいを離れずに耐える。
徐々に徐々につめて、ラスト100mで真後ろに入る!!
ラスト20mで、並ぶ!!
最後は並んでハンドル投げ!!
どっちが取ったか分からないレベル(タイヤ差くらい)
結果は・・・
0.03秒届かずーーー!!
でも、後続は2秒近く離せたので掛かりはよかった!!
これが表彰台争いだったら、寝れなかったかもしれないけど、17位争いなのでスカっと!!
今持てる全ての力を出せたので、気分よく今年も終了!!
来年は、もうちょい進化したいな。
なんとなく分かってはいるが、この上のレベルの練習は本当にキツイ
それが出来なかったから、ここにいる。
精進です。
戦い終えたばかりの戦士たち
自分で言うのもなんだけど美しいよね。
やりきったこの感情は何とも言えない。
このレースは、本当にキツくて、レース後はいつもフラフラ・・・
いつものように耳鳴りはするし、全身からは塩が出てる。
野原で寝っ転がると意識を失いかねないので、とりあえず捕食&給水。
落ち着いたら、皆でふれあいパーティーに!!
レースについて、あーだこーだ言ってるこの瞬間がたまらなく幸せです。
画像:Makoto.AYANO/ cyclowired.jp