ツール・ド・おきなわ 市民210km(初入賞!!)

リザルト : 6位(Av38.6km/h)

http://www.tour-de-okinawa.jp/PDF/2016/004_results1.pdf

高岡亮寛が市民210kmを連覇 40kmの独走を決め史上初の4勝を達成 | cyclowired

 

今年の最重要レースが、ついに始まった!!

誰が出場しようと気にならないくらいの自信をつけるために練習してきましたが、直前にまさかの風邪

色々な方から薬など頂き、感謝感激です。前日に、まとめ飲みしました。

その効果か、当日の朝は喉の痛みが消えた。鼻水は止まらないけど、最大限に回復した気がする。

風邪ごときで、このために頑張ってきた努力が水の泡になることだけは避けたい!!

昨年、18位(シード)なので最前列に並ばせて頂く 

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スタート直前にチャンピオン登場

どこまで勝負できるのか、それが楽しみで今日までやってきた!!

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今年は371名が出場!!

アマチュア日本一を決めるレースは、すべてのスケールが大規模

このとてつもなく長い隊列の中から、日本一になれるのは1人だけ

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序盤から落車のパレード

言い方が悪いかもしれませんが、このレースの価値はそこにもある。

落車をかいくぐり、もしくは負傷しても、戦い抜く必要がある。

何度か小さな落車はありましたが、美ら海水族館下りの落車は酷かった・・・

道路目一杯まで広がり、逃げる場所がない。

自分は前方にいましたが、30番手くらいで発生した落車でしたのでよけきれずフルブレーキ

チームメートは小泉君とハンニバル駿が負傷。自分は間一髪で歩道に回避。

自転車を担いで、落車現場の前に出てリスタート

 

冷静に位置取りをしながら、1回目の山岳に突入!!

高岡選手の番手を取れたので、最後までキープ。18分くらいで去年より遅く、余裕あり。

先頭は、トライアスリート・篠崎選手が1本引きで山岳賞も取ってた。(今回も総合に拘る。)

スローペースだったこともあり、80名くらいが生き残った感じ

そこには、チームの吉澤君もいる。これは嬉しい!!

ただ、その後の位置取りで接触落車して、チェーンが切れて走行不能に・・・

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2回目の山岳もペースは上がらない。

高江での振るい落としに全神経を集中させたいので、徹底して我慢

西谷さん・岩島さん・今井くん・河合選手・自分・松木選手・森本選手・寺崎選手・高岡選手・篠崎選手

写真左から。有力どこが前方で、お互いがなにか見合ってる・・・(不気味)

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そして、そのときがきた!!

武井選手が頂上手前から掛け始めて、棒状に伸び始めた。

アウターに上げて、全開で踏む。山頂を前方で、クリアして下りへ。

下りも上がりっぱなしで、明らかに勝負が動き出した!!

コーナーもギリギリの速さで突っ込んでくので、かなり限界ライン

西谷さん含む2名が曲がり切れずに大落車。(回復を心から祈ります)

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去年同様に、高江の登り開始まで休みどこなく突っ込んでく!!

前方にいて大正解。前5番手くらいで高江の上りに突入

棒状だったの、前と後ろで結構な差があったはず。

予想通り、麓から限界領域スレスレな強度。麓から頂上まで、井上選手が踏みっぱなし。

集団は完全崩壊!!

高岡選手、武井選手、森本選手、龍太郎選手、清宮選手、青木選手、松木選手、原選手、井上選手、河合選手、野口選手、新井選手、小畑選手、自分

高江頂上では、ハッキリと覚えられるメンバーに!!(写真)

頂上で後ろを確認すると、全く見えないので、決まった感じ

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ここから落ち着くかと思いきや、高岡選手&武井選手が揺さぶり続け、アタックの応酬!!

最初に龍太郎選手がキツそうで中切れし始め、数メートルがドンドン広がる。後ろにいた小畑選手が前に出て埋めてくれて、なんとか合流

しかし、まだまだアタックは止まず

次は小畑選手が中切れし始め、今度は自分でその差を埋めることに・・・

有力選手2名が脱落で、12名!!

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まだまだ波状攻撃は続く!!

本当にキツイけど、なんとか耐えられるレベル(この時点では)

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しかし、度重なる攻撃でドンドン消耗していく!!

遂には優勝候補・森本選手も落ちていく

その直後だったと思いますが、去年3位の井上選手が落車

これで、先頭集団はついに10名。

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やまないアタックの応酬に耐え切れず、ついに超強力な2名が抜け出した!!

追走も全開で追う。もはや、悶絶レベル・・・

タイム差を10秒から20秒で耐えるが、もう極限な感じでローテしたら千切れるレベル

武井選手のチームメートの新井選手はローテパス(まぁ、当然な展開)

この状況で後ろで休まれるのは、精神的に堪える。

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補給所(慶佐次)後の少し長い上りで、先頭で突入した清宮選手がそのまま飛び出す!!

えっ、単独で追いに行くのか・・・

これで、ますますローテが厳しくなる。

ここらへんで、フィッツ・野口選手がドロップ

これで、生き残りは9名

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平坦区間で、前から武井選手が落ちてきて合流

高岡選手ー清宮選手ー追走7名

武井選手が合流したので、新井選手もローテ復帰

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その直後の長い上り(天仁屋)で、ペースが上がる!!

河合選手が強いなぁ。余裕を感じるのは青木選手と河合選手

このペースアップで、武井選手&新井選手が落ちて5名

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その後のアップダウンもペース走でクリア

ただ、今まで練習で問題なかったギアが、アタック合戦で消耗した影響か掛からない。

カラダへのダメージは限界に近い

途中、清宮選手を吸収。ローテはオールスキップだけど、余裕はないと見る。

そして、最後の鬼門・羽路ダムへ6名で突入!!

今までのペースアップよりキツイ。皆、出し切って千切る気を感じる。

青木選手が様子を見ながら上げてくる。

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トンネル手前で乳酸一杯となり思うように踏めなくなり、青木選手・松木選手・河合選手から遅れる。

一緒に遅れた原選手とペースで追う。まだ15秒から20秒くらいな差(清宮選手はさらに後ろ)

トンネル後の頂上付近で単独となり、ここから3人をひたすら単独で追い続ける。

イオン坂では近くに見えてたけど、下りと平坦でドンドン離れてく・・・

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後ろから、原選手もきてると思うし、もう死ぬ気で踏むしかない!!

ゴールまでの5kmが長いこと長いこと・・・

そして、乳酸地獄で踏めなくなりスピードが落ちてきたので、後ろを確認すると、オレンジ色ゼッケンで凄い勢いで詰めてきてる選手が。誰だ!?

とりあえず、付こうと再加速を試みるが振り切られた。あっ、あのジャージは井上選手だ。

これで、6番手まで落ちた。

ここまできたら、何が何でも入賞して終わらせたい!!

ラスト300mで、後ろから大集団が迫ってきてるのが確認できる。絶対に同じカテゴリーでないのは分かるが、ここに原選手がいる可能性は大なので、この集団から逃げ切るのが絶対任務。

もう力は全く入らない。ゴールラインを超えるときには、ギリギリまで迫られたけど、何とか逃げ切り。結果、原選手からも4秒差で逃げ切れた!!

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初入賞【自分へのリベンジは達成!!】

いつもは高江の勝負で千切れて、追い上げるパターンだったけど、やっと日本トップの勝負に加わることができた!!

一皮剥けたとは思う。

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優勝した高岡選手には、リスペクトしかない!!

レースでの強さもさることながら、負傷(左脹脛皮膚の傷)も気にしないメンタル力

毎回、独走で優勝に持ち込む自信といい凄いの一言

来年も挑戦できるようチバろう。

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photo:Makoto.AYANO