ニセコクラシック
140km 総合12位
年齢別スタートではなく、約400名が一斉スタート!!
予想通り、ローリング区間は位置取り合戦でカオスな香りがする。
最前列をキープできたので、あとはリアルスタートまで位置をキープ
リアルスタート後から、アタックがかかる。有力どこがいかなかったので様子見。
ウエット路面は、番手を落とすと苦しむので、最初の峠に入るまでは神経を使って前方キープ。逃げは吸収された状態で、1つ目の峠へ。
1つ目の山は問題なくクリアするも、下りで超絶な雨。何も見えないけど、スピードは出る・・・
視界がないし、60km/hくらい出てるので全身が痛い(>_<)
顔なんて、血が出てるんじゃないかと疑う痛さ
下り終えると集団は一塊になり、2個目の山で本日最長の山岳へ
山岳中盤を過ぎると、外人選手が何人か飛び出してく
6人くらい行った段階で、ちょっと嫌な感じがしたので誰かのアタックに便乗して逃げに合流。写真には写ってないけど、ここに合流しました。
優勝した松田選手もいたし、判断は悪くなかったかと。そして、KOM狙いの小山田選手が、さらにアタックして、2人ほど抜け出す。
頂上でオーベスト・西谷さん率いるメイン集団に捕まる。(面白い!!)
ここから、しばらくは長い平坦路が続く。
去年は脱水との勝負と聞いていたので、補給は絶対だと思ってましたが、全くいらん。
(あとで、補給がNISEKO限定ボトルだったことを知り後悔・・・)
あんだけいた選手も、半分の70km地点にくると40名程度に!!
この集団から、ツール・ド・宮古島で一緒に逃げた佐藤さんがまたしてもエスケープ!!
写真の黄色ウインドブレーカーを着てるのが佐藤さんで、ジャージが隠れてることもありマーク外れてるのか追う雰囲気がなく、一気に見えなくなる。
本気で逃げ切れる選手ですよと西谷さんと話しながら、アタックのタイミングを見測る。
TTに強いステファノ選手がアタックしたので、これに便乗。さらに、これまたTTに強い内房レーシング・根本選手が後ろから合流。
このメンバーなら追走できるかもと思い、出力を8-9割に上げてローテ。
しかし、またしても西谷さん率いるメイン集団に吸収。中々、抜け出せない・・・
優勝候補筆頭の岩島さんも、ここらへんから前で動き始める。
2、3回アタックしたので、全て反応して、あわよくば抜け出したいんですが・・・
岩島さんが攻撃を続けて、ついに下りで単独で抜け出した。
絶対に勝負がつく、本日もっとも勾配のある5kmの峠に棒状1列で突入
岩島さんを追う追走集団の4番手くらいで峠に突入!!
自信過剰になりすぎたのか、麓からアウターでアタックしてもがききり岩島さんに合流
岩島さんはハイペースで引き続ける。一気の合流時に発生した乳酸が処理しきれないまま耐える。
そして、限界を迎える。ペースで走るべきだった・・・
西谷さんら5人に抜かされ、先頭集団は7人に。(逃げてた佐藤さんも合流)
その後ろの集団で我慢して、やっと乳酸は消えた。そして、踏めるように。
この集団は15名ほどで、結構デカイ。
ハシケンさん、根本君、ステファノ選手、早瀬選手、澤野選手、アンディ選手などが有力な集団で終盤を過ごす。
このあともかなり、アップダウンがあり結構キツイ。沖縄より距離は断然短いのに標高獲得があるので、当たり前か・・・
ハシケンさんが登りをガンガン引いて、ラスト5kmでは8人に。前から落ちてきたイナーメ・北野選手を吸収して、7位争いの9人スプリントへ。
スプリントと言っても、上りっぱなしのゴールで、早掛けしてしまい最後は脚が棒。後ろから迫り来るハシケンさんが恐怖(゚o゚;;
キレなしの集団6番手でゴールして、総合12位でした。
上位へ与えられる世界選手権への権利(メダル)はGETできましたが、なんか悔しい。
毎回、応援してもらってるチームの皆さんのためにも最低限でも表彰台に乗りたかったな・・・
精進します。
佐藤さんは逃げ集団に最後まで残り、見事に年代別優勝!!(総合6位)
追うタイミングが、もっと遅ければ逃げ切ってた可能性も(゚д゚)!
さすが、高性能ステルス戦闘機!!
西谷さんも年代別優勝!!(総合4位)
自分の年代別表彰は、先頭集団に3人の若い選手が乗ってた為、Nothing!!
しかも、若い選手が総合も1,2,3!!
photo:Hideaki TAKAGI